カスタムドメインを設定すれば、カスタムチャンネル用のトラッキングリンクをユーザーが希望するドメイン名で作成することができます。カスタムチャンネル用のトラッキングリンクとして、Airbridgeからデフォルトで提供されるドメイン名(abr.ge)の代わりにサービスのドメイン名を使用できます。この設定をすることで、広告キャンペーンの効果を向上させることができます。連携チャンネル用のトラッキングリンクは該当しません。
1. カスタムドメイン機能は、広告主の方でトラッキングリンクに使うドメインを保有していて、現在使っていないサブドメインがある場合のみ設定できます。
トラッキングリンクに使うドメインを保有していて、そのドメインをすでに使っている場合、使用中のドメインのサブドメインを追加で作成して利用することができます。
例) airbridge.io(現在使用中のドメイン) → trk.airbridge.io (そのドメインのサブドメイン)
もし、トラッキングリンクに使うドメインを保有していない場合、ドメインを購入してから利用できます。
カスタムドメインには必ずサブドメインとルートドメインを同時に含めてください。
ルートドメインの後ろにパス(Path)の値を追加すると、登録できません。
以下の使用可能ドメインと使用不可ドメインの例を参考にしてください。
カスタドメインの例 | 使用可能・不可 | 理由 |
---|---|---|
mycar.best.com | O | サブドメイン(mycar)とルートドメイン(best.com)が全て含まれている |
best.com | X | ルートドメイン(best.com)のみ存在 |
mycar.best.com/best_item | X | パス(/best_item)が含まれている |
2. カスタムドメインを登録するためには、使用中のDNSサービスのアドミンページでダッシュボードのNameとValueの値をコピーしてCNAMEレコードを作成してください。この作業は、広告主のDNSサービス管理者に要請して行ってください。
* CNAMEレコードの作成からDNSに反映されるまで、最大24時間かかることがあります。
1. [Tracking Link]>[Domain Setting]>[Add Custom Domain]をクリックしてカスタムドメインを追加します。
2. 追加したカスタムドメインの項目に表示されたCNAMEレコードの値でレコードを作成します。
レコードが正常に作成され、DNSに反映された後、カスタムドメインの登録が完了するまで最大10分かかることがあります。
3. ディスプレイドメインの設定
ディスプレイドメインとは、カスタムチャンネルのトラッキングリンクを作成する時に表示されるリンクです。登録したカスタムドメインの1つをディスプレイドメインに設定できます。青のブックマークアイコンがついているカスタムドメインがディスプレイドメインです。アイコンまたはドメインをクリックし、ディスプレイドメインを変更できます。
ディスプレイドメインを変更しても、登録済みの他のカスタムドメインやデフォルトドメイン(abr.ge)も引き続き利用できます。また、ディスプレイドメインを変更すれば、[Tracking Links List]で確認できる既存のトラッキングリンクも、設定したディスプレイドメインのリンクに変更されます。
本ガイドでは例としてAWS Route53サービスでCNAMEレコードを作成する方法を案内します。以下の例を参考に、利用中のDNSサービスでCNAMEレコードを作成してください。利用中のDNSサービスごとに作成の方法は少しずつ異なります。
1. [Create record]をクリックしてレコード作成設定画面を呼び出します。
2. Record nameにサブドメイン名を入力し、Record typeとしてCNAMEを選択します。Value/Route traffic toの入力欄にはAirbridgeダッシュボードで追加したカスタムドメインのValueの値を入力します。
3. [Define simple record] をクリックしてレコード作成を完了します。
カスタムドメインは2つまで追加できます。3つ以上のカスタムドメインが必要な場合、担当のCSMまたはプラットフォームチーム(platform@ab180.co)に連絡してください。
カスタムドメインはカスタムチャンネルのトラッキングリンクのドメインに使われます。連携済みのチャンネルのトラッキングリンクは全てデフォルトドメイン(abr.ge)で提供されます。ただ、NAVERの検索広告のように、ランディングURLのドメインが広告主のドメインと一致しなければいけない特殊な有料チャンネルは、カスタムドメインに手動変更して使うことができます。
カスタムドメインの登録が完了すれば、自動でSSL証明書が発行され、HTTPSアクセスが可能になります。
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